転職をしようと言った時、周囲の反応は様々でしょう。職場の同僚や上司は別にして、親しい人や家族にその話をすると、反対されることもあるのではないでしょうか。
多少の不満があっても、今の仕事を続けるべきだという人がいます。すでに、多少の不満ではないから転職しようとしているのです。
今の職場に留まっていれば、出世や収入アップが期待できるという人がいます。それが望めないから、そうできる職場を探そうしているのです。
これまで築いた経歴を無にしてしまうという人もいます。そうしないために、キャリアアップにつながる職場を目指しているのです。
培ってきた信頼や人間関係がなくなってしまうという人がいます。その人間関係にうんざりしているから、職場を去ると言っているのです。
いずれにしても、転職を決断したのであれば全てを前向きにとらえるべきです。あなたは何かを失うのではなく、転職によって今は無いものを得るのです。
何を得るのでしょうか。それを明確にしなければ、転職活動は始まりません。
この際ですから、あなたが転職を決断した理由はひとまず脇に置いて、自分が看護師としてどのようになりたいのかを最初に考えましょう。
一般的な出世もですが、例えば認定看護師や専門看護師の認定を受けて、より高度な看護師にステップアップするというのも良いでしょう。また、保健師資格や助産師資格を取得して、看護の仕事に看護師以外の視点を持ってより進歩的な仕事を選ぶというのも悪くありません。
大きな病院でキャリアを積みたい。病院以外の職場で看護の仕事をしたい。昔と違って、看護師が活躍できる場所は医療関連以外の場所でもたくさんあります。介護施設や企業、保育園などでも看護師が望まれています。
看護学生だった頃を想い出すのも良いかもしれません。あの頃のあなたは、自分がなりたい理想の看護師像というものを持っていたはずです。今は、その姿に少しでも近づけているでしょうか。
このように、あなたが今後の看護師人生の中で何を得たいのか。どうなりたいのかを明確にすることが、より良い転職活動の第一歩となります。自分が考える理想の将来像を見据え、そうなるための計画を練れば、おのずと目指すべき職場が見えてくるはずです。
また、それほどはっきりした目標が見つけられないというのであれば、人の役に立ちたい・経済的に自立したいなど、看護師に限らず自分の人生の目標を考えると良いでしょう。
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